【トルクメニスタン】トルクメンバシからカスピ海を通過し、アゼルバイジャンへ!タイムスケジュール付!
こんばんは、DAIです!
簡単に説明すると、
(To put it simply,)
トルクメンバシで長い間、船の到着と出航を待った。
(I waited for the arrival of the ferry and the sailing in Turkmenbasi for a while)
カスピ海を通過し、とうとうアゼルバイジャン到着
(Passed The Caspian Sea and finally arrived in Azerbaijan)
2019年8月25日(日本時間より4時間遅れ)。トルクメニスタン4日目。
首都アシガバードを出発して、アゼルバイジャン行きのフェリー乗り場があるトルクメンバシを目指す。これがトルクメニスタン備忘録の最終章!
これまでのトルクメニスタンの記事を載せておきます。
- トルクメンバシ行の夜行列車
- フェリーターミナル到着【0:00】
- フェリーチケット購入【8:30】
- フェリーに乗るのはいつになる?【13:30】
- フェリーに乗るのはいつになる?【19:30】
- フェリー乗船【30:00】
- 船内で夕食【34:30】
- ようやく出航【40:30】
- 船内で朝食【49:30】
- アゼルバイジャン到着【56:00】
- バクー市街地へ
トルクメンバシ行の夜行列車
4日目。トルクメニスタン滞在3日目に事前購入していた、トルクメンバシ行きの夜行列車のチケットを持ってアシガバード駅へ向かう。料金は52マナト。
20時半、アシガバード駅を出発!
寝台列車なので快適!サービスは特にないけど横になれる、それだけでもう十分満足!
特にすることもなく、早々に上のベッドで就寝。
フェリーターミナル到着【0:00】
翌26日の7時15分、トルクメンバシ到着。
アゼルバイジャン行きのフェリーがいつ出航するのかわからないので、すぐにタクシーに乗ってフェリーターミナルへ向かう。タクシー料金は3マナト。
7時半、フェリーターミナル到着。
アシガバードで見た奇抜な建物よりかは落ち着いた印象があるけど、それでも独特の形をしているように見える。そして、どこへ行っても大統領の写真は健在。
入ってすぐの所にある受付で質問、
- ボ「何時にフェリーは来ます?」
- 受「今日中には来ます」
- ボ「だいたい何時ごろです?」
- 受「19時以降ですかね」
出航まで12時間くらいある。というわけで一度フェリーターミナルを離れ、トルクメンバシのバザールへ向かう。余ったマナトをドルに戻すために!
闇両替での交渉の末、1ドル=18マナトで成立。
ドル→マナトよりもマナト→ドルの方がレートが少しだけ悪いのが普通(1ドル=15マナトとか)。なので最初にドル→マナトにするときは最小限のお金を両替するようにして、足りなくなったらその都度両替するのがリスクがない。
両替後、9時に再びターミナルへ。
海外では時間の変更は茶飯事なのでどこへも行かず、ターミナル内に並んである椅子に座ってその時を待つことに。
14時、その辺にいた係員に「出国は21時だ」と言われる。予定より2時間延びただけ、OK!
フェリーチケット購入【8:30】
フェリーターミナル到着から8時間半後の16時、チケットを購入する。
チケット売り場はターミナル内ではなく別の建物になる。ターミナルから数分歩けば着く。
窓口には7人程しかなかったけど、自分の番が回ってくるまで1時間はかかった。しんど。そして
- 窓「100ドルです」
- ボ「高くない?60ドルじゃないの?」
- 受「100ドルです」
- ボ「…OK」
後から知ったけど、フェリーはアゼルバイジャン船とトルクメニスタン船の2つがあって、どちらかが60ドルでどちらかが100ドルなんだそう。
19時、荷物検査を済ませ、ついに出国のスタンプを押してもらう!これでフェリーが遅れて出国が6日目になっても問題なし!でもなるべく早く出国したい!!
フェリーに乗るのはいつになる?【13:30】
フェリーターミナル到着から13時間半後の21時、まだ乗船のサインはない。
出国ゲード先の空間は白が基調。回りには不要なものが何一つなく、血が通っていない無機質な雰囲気という感じ。そして、幾ら待っても近くにいる係員から声を掛けられない。そしてターミナルの共有スペースにいた人たちは来ておらず、ボク一人。
ここで気づく、
5日間という縛りがある外国人のボクだけ出国手続きを済ませただけ。そして出国はしたけど、出航はいつかは不明…
フェリーに乗るのはいつになる?【19:30】
フェリーターミナル到着から19時間半後の3時。仮眠から目覚めたらすでにトルクメニスタン滞在6日目になっていた。
そして係員に、
- ボ「いつフェリー乗れるの」
- 受「12時です」
- ボ「(あと9時間もか)…OK」
思ってたよりもしぶとい戦いになりそうだ。
フェリー乗船【30:00】
フェリーターミナル到着から30時間後の13時半。待ちに待ったフェリーが到着!!
これがカスピ海かーー!!
ターミナル内の共用スペースにいた人達もやってきた。バーゲンセールで欲しいものを我先にゲットするかのように、みんなが入り口に駆け込む。え、なんでそんなに急ぐの?
乗船後、パスポートを預けて空いている座席の確保。結構ガラガラなので、一人で3~4座席くらい使えそうだ。
急いで乗船した人たちは共有スペースにあるソファ席を確保していた。なるほど、そっちの方が快適だし寝やすいから急いでいたのね。
甲板で気持ちよくタバコを吸いながら出航の時を待つ。怒涛の5日間だったけど楽しかったな、さようならトルクメニスタン。
しかし、いつになっても出航せず!!!笑
船内で夕食【34:30】
フェリーターミナル到着から34時間半後の18時。夕食タイム。
食堂のように、並んでから食事を受け取るシステム。食事も良いけど早く出航してくれ…
夕食。メインディッシュはハンバーグみたいで美味しかった。けど、波に揺られながら食べると気持ち悪くなってきた。
そして回りを見ても外国人らしき人はいない。同じようなルートを辿るツーリストが何人かいると思ったのに…この船が本当にアゼルバイジャンに行くのか何だか心配になってきた…
夕暮れ、夜。
出航は?仕事放棄したの?笑
ようやく出航【40:30】
フェリーターミナル到着から40時間半後の0時。トルクメニスタン滞在7日目、ついに出航!!
トルクメニスタンに別れを告げるかのように、みんな外に出てくる。ただこのフェリー…
めちゃくちゃ遅い!!!
どうしたどうした?これじゃ早歩きして向かった方が早いんじゃないのか、っていうくらいに。
尻上がりにスピードが速くなることを祈り、中へ戻る。そして座席3つ分を使って横になり、就寝。
船内で朝食【49:30】
フェリーターミナル到着から49時間半後の9時。朝食タイム。
夕食以降、特に動いていないので食欲はない。半分以上残して、パンだけお持ち帰り。
地図アプリMAPS.MEで現在地を確認すると、だいたいカスピ海のど真ん中!出航から9時間が経過しているにもかかわらず、まだ半分しか進んでいない!トルクメンバシから到着地のバクーまで300kmしかないのに…
こりゃ到着は夕方だな…
アゼルバイジャン到着【56:00】
フェリーターミナル到着から56時間後の15時半。ついにアゼルバイジャン到着!
しかし、想定していた到着地と違う。アゼルバイジャンの首都バクーにある船着き場に到着したかと思いきや、まさかのバクーから70km離れた郊外の船着き場に到着。
待ちに待っただけあって、これは精神的に堪えられない…
さらに、到着してからすぐには下船できず。
一人の係員、乗客全員の名前を読み上げながらパスポートを返却していく。その後の入国審査も一度にみんなが駆け込んだら混雑するので、少しずつ入国審査に向かうことができる。ボクが地上に降り立った時には、到着から2時間後の17時半になっていた…
そして、18時。ついに入国スタンプを押してもらう!
トルクメンバシのフェリーターミナルに到着からアゼルバイジャンの入国スタンプを押してもらうまでにかかった時間は…
58時間半(2日と10時間半)!!!
バクー市街地へ
バクーにどうやって行こうかと思っていたけど、バクー市街地への送迎バスが出ているよう。頭が回らないくらい疲弊していたので助かった!バス料金3ドルはしっかり取られたけど…
19時50分にバスが出発し、21時にバクー市街地に到着。到着した場所はオールド・シティから約3kmのところにある公園。
そして目星を付けていたホステルへ向かう。フェリー内にはシャワーがなかったので、すぐにシャワーを浴びる。
長きにわたる航海が終わったーー!!!
ではまた!