根無し草の旅。でも根気はある。

Trip of Rootless Wanderer~平成と令和をまたぐ世界への旅~

【キルギス】時間との戦い!アゼルバイジャンビザを取得してすぐにトルクメニスタンビザを申請!

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世界遺産アカデミー



こんばんは、DAIです!



簡単に説明すると、
(To put it simply,)

アゼルバイジャンのビザ取得とトルクメニスタンのビザ申請を同じ日に実行
 (I applied for a visa of Turkmenistan on the same day when got a visa of Azerbaijan)

トルクメニスタンビザの結果は…
 (The result of a visa of Turkmenistan was ...)


EPOSカード


2019年8月2日(日本時間より3時間遅れ)にキルギスの首都ビシュケクでトルクメニスタンビザの申請をしました!

旅のルート


ボクのこれからの旅のルートは

  • ①キルギス
  • ②ウズベキスタン
  • ③トルクメニスタン
  • ④イラン
  • ⑤アゼルバイジャン

の予定。


現在、①②はビザ不要で③④⑤はビザが必要。

ルートから言うと、トルクメニスタンビザの取得が先決なのだが、トルクメニスタンは観光ビザが取りにくいらしく、多くの人はトランジットビザというものを取得しているそう。

トランジットビザは次の国へ行くためにトルクメニスタンを経由しますということなので、次の国へ行くという証明書=ビザが必要となってくる。それがイランビザかアゼルバイジャンビザ


www.nenakon.com


トルクメニスタンの次がイランなのでイランビザを申請しに行きましたが、まさかの入国拒否!


ということでアゼルバイジャンビザを申請をすることに!

アゼルバイジャンビザ取得


www.nenakon.com


申請の流れは、以前の記事を参考にしてください。


7月26日にビシュケク市内のアゼルバイジャン大使館でビザを申請。そして1週間後の8月2日に再び大使館へ赴き、10時半にアゼルバイジャンビザを取得しました!


これでトルクメニスタンビザを申請することが可能になった、ということでその足でトルクメニスタン大使館へ向かうことに!

トルクメニスタン大使館へ向かいたいが…


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トルクメニスタン大使館は市街地から外れた場所にあり、アゼルバイジャン大使館からだと約11km、日本人宿Sakura Guesthouseからでも約9km


大使館でのビザ対応が午前中のみの場合があるという噂があったので、マルシュルートカというミニバスのような乗り物を利用して行くことに。


ちなみに、トルクメニスタンのビザ申請の際に必要な物は、

  • パスポート
  • パスポートのカラーコピー
  • トルクメニスタン通過後の国(アゼルバイジャンかイラン)のビザのカラーコピー
  • 証明写真2枚(3×4cm)
  • 銀行振込代10ドル


ボクの場合、アゼルバイジャンビザのカラーコピーが必要なのだが、ビザを取得したばっかりだったのでもちろん持っておらず。なのでどこかでちゃちゃっとカラーコピーしてからマルシュルートカに乗って大使館へ行こうと思ってた。


しかし、その考えが甘かった。

  • アゼルバイジャン大使館
  • 宿泊先のホテル
  • 近くの良さげなホテル
  • 百貨店


あらゆる場所でコピーをお願いしたけど、どこも「白黒でしか印刷できない」と言われ、なかなかゲットできない。おや、なんてこったい…


結局、市街地の地下道にあるコピー屋でカラーコピーに成功!しかし、もう既に12時前。



ヤバい、時間がない…というかない!!



ほぼ諦めてはいたものの、一縷の望みをかけて急いで大使館へ向かう。


マルシュルートカを利用するのに便利なアプリ2GISを駆使し、なんとか大使館近くの停留所で下車。


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大使館前の通り。スーパーや露店はなく、人通りもほとんどない。通過交通のエリアという印象。


大使館に着いたときは12時半だった…

12時半でもトルクメニスタンビザ申請できた


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大使館の入り口。近くにいた守衛さんに呼ばれ要件を伝えると、電話で大使館の人を呼んでくれた!



これはでかい!!



他の方のブログ情報だと、ここから1時間以上待たされたり不在だったり何てこともあるとのことだったが、ボクは1分も待つことなく面会できた。


大使館の女性にビザをしたい旨を伝え、準備した物を提出。そして話が進む。

  • 女「ビザの種類は?」
  • ボ「トランジットビザです(観光ビザと言ったらダメ)」
  • 女「滞在期間は?」
  • ボ「最大5日です(6日以上と言ったらダメ)」
  • 女「ルートは?」
  • ボ「アシガバードを経由して国境近くの港町へ行きます(地獄の門へ行くと言ったらダメ)」
  • 女「あちらのテーブルでこの申請書を記入してください。見本も置いてあります」
  • ボ「わかりました」
  • 女「この紙を持って銀行へ行き、振込代10ドルを支払ってください。その時もらう領収書を後でください」
  • ボ「わかりました」
  • 女「13時から14時まではランチタイムなのでそれ以降に来てください」
  • ボ「わかりました」

今日中に申請ができると分かり、ホッとした!!


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早速、テーブルに貼ってある見本をみながら渡された申請書2枚と白紙1枚


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1枚目。


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2枚目おもて。


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2枚目うら。


知らない英単語がいくつかあったので、辞書を使いながら書き進める。

変則的な質問としては、

  • 滞在期間(日時も詳細に)
  • 勤めている(いた)会社の住所と電話番号
  • 滞在するホテルの住所と電話番号
  • 移動手段(ボクはタクシーとフェリーと記入)

これらの事前準備は必須だと思います。



そして3枚目、白紙。


ここには、入国したいという文言を書く。余計なことは書かず、見本をそのまま書くのがベスト。補足は後から大使館の方がしてくれます。

変則的な質問としては、

  • 滞在期間(日時も詳細に)
  • 入国する街と出国する街(ボクは国を記入)
  • 移動手段(ボクはタクシーとフェリーと記入)

早急に受け取りたい場合は、指定欄にURGENTと書けばOK。


これで記入は全て終了!

銀行で振り込み、そして再び大使館へ


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最寄りの銀行を大使館の方に教えてもらった。片道徒歩3kmはしんどいので、またマルシュルートカを利用してKICB銀行へ向かう。


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銀行に到着。


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大使館で渡されたこのような紙を提出。


10ドルを支払う(+手数料21ソム)。キルギスソムでも支払いは可能のようだった。


振込を終え、マルシュルートカを利用して再び大使館へ。


14時20分、守衛さんに声をかけ電話してもらう。またも大使館の人がすぐに対応してくれたので、記入した用紙と領収書を提出。白紙の用紙に一文補足を入れただけで、特に質問を受けることなく終了。


記入内容の添削が厳しいかと思っていたので、拍子抜けした。正直、今回に限ってはもっと質問して欲しかった。どの町から入国・出国するとも言ってないし、ビザも大使館ではなくボーダー(国境)で受け取りたいと口頭で一回行っただけ。ビザ代の話も一切しなかった。不安だな…


他のブログ情報によるとビザ代は、

  • 大使館受け取り(急ぎ):55ドル
  • 大使館受け取り(急ぎではない:35ドル
  • ボーダー受け取り:75ドル

らしい。これに関しては現地で確認しよう。


また、その後で出会った旅人の情報によると、

  • 記入したメールアドレスに連絡が来ることはほぼない
  • 記入した入国日に入国しないといけない、ことはない

確かではない情報らしいので一応記憶に留めておく。入国日は少し遅れる可能性があるので、もしもの場合は信じてみよう。

大使館にメールを送ってみた


そして、8月18日にウズベキスタン側の国境付近の町ヒヴァに到着。

情報通り、ここまで大使館側からビザに関する連絡はなし。ボクはトルクメニスタン入国予定日を20日にしていたので、日が近づいてくると内心焦ってくる。

思い切って18日の深夜、トルクメニスタン大使館のメールアドレス宛に「ビザの承認がおりているか教えてください」といった文言を送信。

すると、翌19日の昼頃に返信が届く。


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承認おりてる!!



添付書類を見ると、申請から1週間後(8月9日)に承認がおりてるではないか!!しかもこのビザ、承認がおりてから3ヶ月間有効ではないか(11月8日まで)!!よって、指定した入国予定日に入る必要がないことが判明!!


さらに、

  • 入国する町:Dashoguz(ダショグズ)
  • 出国する町:Turkmenbashi(トルクメンバシ)

これについて大使館の人に話すのを忘れていたけど、自分の思い描いたルート通りになっている。よかった!

しかし、これは単純にケアレスミス。申請するときに事前に大使館の人にどこの町から出入りするかを伝えるのがベスト!!



というわけで、少し寄り道したいところがあるので予定日より数日遅れて入国することにします。



ではまた!



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