【ミャンマー】ミャンマーといえばバガン遺跡。そして、この度…
こんばんは、DAIです!
簡単に説明すると、
(To put it simply,)
●ミャンマーを象徴するバガン遺跡へ
(To Bagan Ruins a symbol for Myanmar)
●バガンは今年の7月に世界遺産に登録された
(Bagan was selected to the world heritage this July)
2019年6月24~25日(日本時間より2時間半遅れ)にミャンマー中部の町バガンに行ってきました。
バガンはミャンマー南部の都市ヤンゴンからはバスで10時間、中部の都市マンダレーからは5時間。日帰りは難しいけどそれほど遠くもない。
日本人がミャンマーと聞いてまず思い浮かべるのは仏教遺跡…だと思う。そして、バガンには多くの仏教遺跡が残ってます。バガンに行くためにミャンマーに行くといっても大袈裟ではない。
そしてビッグニュース!
今年の7月に開催された第43回世界遺産委員会でバガンが世界遺産に登録されました!!
ある記事では、以前からバガンは世界遺産になっていると謳っていますが、実際はつい最近なのです。なりたてほやほやなのです!さらに現在、ミャンマーへはノービザで入国できるので、これを機に日本からの観光客も増えそうな予感…
そしてボクもバガンに行きたてほやほや!ということで最新のバガンについて紹介します。
今回で訪れた世界遺産の数はバガンで39ヶ所となりました!
- バガンに入るには入場料がかかる
- バガン(Bagan)
- 移動手段
- シュエジゴン・パゴダ(Shwezigon Pagoda)
- アーナンダ寺院(Ananda Temple)
- ダマヤンジー寺院(Dhammayangyi Temple)
- ティーロミンロー寺院(Htilominlo Temple)
- シュエサンドー・パゴダ(Shwesandaw Pagoda)
- ブーパヤー(Bu Paya)
- まとめ
バガンに入るには入場料がかかる
ヤンゴンからバスでバガンへ向かいました。ヤンゴンの宿泊先でバスは予約済み。料金は16,000チャット(約1,150円)。※2019年6月24日の為替レート
8時に出発し18時前にバスターミナル到着。
ここでローカルバスに乗り換えようとするも外国人はまさかの利用不可!
宿泊予定のニュータウンまで10km歩くのはさすがにしんどいので、しぶしぶタクシーの客引きに捕まる。ニャウンウーも宿泊できるエリアだったけど、安宿がニュータウンに集中していたのでそちらを選択。
その時、タクシー代と別にバガンに入るための入場料が必要だとドライバーは言う。
タクシー代は15,000チャット(約1,080円)、入場料は25,000(約1,800円)の計40,000チャット(約2,880円)!
ボクはそれを全く信じていなかったので頑なに断っていたけど、何回も「本当だ!」と力強くいうので乗車。その間にタクシー代を5,000チャット(約360円)まで引き下げに成功。なので計30,000チャット(約2,160円)!
車走らせて1分ほどすると料金所みたいなのがあり、そこの看板を見ると入場料25,000チャットと書かれていた!
信頼してなかったドライバーに何回も「ごめんなさい」と言いました。ドライバーは笑って許してくれました!
少々高く感じるけど、バガンにある遺跡1つ1つに入場料は発生しないのでそう考えると高くないかも、と懸命に言い聞かす…
とりあえずこれでバガンに入れました!
バガン(Bagan)
11~13世紀にミャンマー史において最初の王朝であるバガン朝が、バガン地域で繁栄した。
バガン朝の中核エリアであったオールドタウンを中心に、その当時建てられた大小3000ものパゴダ(仏塔)が残っており、色や形状、規模はそれぞれ違って見えるが、どれも仏教信仰の重要性を伝える遺跡である。
カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥール寺院遺跡群と共に世界三大仏教遺跡に1つに選ばれている。既に世界遺産に選定されている2つの仏教遺跡の後を追うように、2019年の第43回世界遺産委員会でバガンも世界遺産に登録された。
それは1997年に行った世界遺産登録申請から20年以上も後のことである。
世界遺産の基本情報
登録基準の詳細はこちらをご参考ください
移動手段
バガンにはパゴダ(仏塔)は3000ほどあり、流石にすべてまわる時間はない。さらに見る範囲も広いので徒歩でまわるのは不可能。
移動手段としては、
- Eバイク
- バイク
この2択です。バスも走っていましたが、おそらく遠方からのツアー客用なので該当せず。Eバイクはバッテリー駆動で走るバイクのこと。ボクは宿泊した宿でEバイクを一日チャーターした。料金は6,000チャット(約430円)。
宿泊先以外にも町中にレンタルバイクやレンタルEバイクを扱っている店が多くあるので、そこで値段やスペックを確認するもOK!
バイクを乗るのに特に免許は要りません、「どうぞ」の一言で仕舞いです!笑
シュエジゴン・パゴダ(Shwezigon Pagoda)
ニャウンウー地区の近くに位置する黄金のパゴダ。シュエは「黄金」、ジゴンは「勝利」「栄光」を意味しており、バガンを象徴するパゴダの1つ。
11世紀末に建立され、内部には仏陀の額骨と歯が納められている。
3000あるパゴダの中でも、黄金の持つパゴダは数少ないのでかなり貴重!ここは外せない!
ヤンゴンにあるシュエダゴン・パゴダを模したとも言われている。
アーナンダ寺院(Ananda Temple)
1090年に建立されたバガンで最も美しいとされている寺院。個人的にもこの寺院の外観が最も印象深い。
シンメトリーで作られており、白を基調とした外観はどこかヨーロッパ建築を彷彿とさせる。これもまたバガンの中では珍しい存在である。
東西南北に入り口があり、それぞれの入り口を進むと起立している黄金の仏像が安置されている。キリっとした表情や垂れ目で穏やかな表情など、この4体の仏像はそれぞれ違う表情を持っていた。
ダマヤンジー寺院(Dhammayangyi Temple)
1165年に建立された寺院。身内を暗殺して王位に就いたナラトゥ王が、その贖罪として建設を始めたとされている。
かなり壮大で細かい設計を計画していたが、完成前にナラトゥ王は何者かに暗殺された。なので現存するのは、完成前の寺院であるがとても未完成には思えなかった!
開口から内部の回廊に差し込む光はどこか神聖でした!
ティーロミンロー寺院(Htilominlo Temple)
1215年に、ある王がこの地で王位を継承したことを記念して建立した寺院。
父王が後継者を選ぶ際に、傘が倒れた方向に立っていた王子を後継者とする面白い説があり、王の別名であったティーロミンローがこの寺院の名前になったとされている。
なので外観や内部に傘らしきものは見当たらない。
これまで紹介した寺院よりも規模は小さく、多くの部分を修復している様子がうかがえた。
シュエサンドー・パゴダ(Shwesandaw Pagoda)
1057年に建立されたパゴダで、仏陀の遺髪が納められている神聖な場所。サンドーは「聖なる髪」を意味する。
4方向に階段があって、上まで登ろうと思っていたがまさかの入場禁止。内部も然りで仏像さえ見ることができず…
しかし、10歳くらいの男の子が英語でボランティアでガイドをしてくれたのは思い出深い。日本円持ってなくてごめんな。
ブーパヤー(Bu Paya)
7~8世紀に建てられたパゴダで、建物を持っていないのが特徴的。
最も古いパゴダの1つで、たまねぎ形が印象的なピュー様式によって作られている。
1975年の地震により当時のパゴダは崩壊したので、現存するのは再建されたものである。
他の寺院とは違い川のそばに作られているので、水の自然とパゴダの景観は個人的に好きでした!
サンセットもここで見ました。
多くの人は丘やバガンを一望できる塔からサンセットを臨むようだが、水に映る夕日やシンプルな景色が好きなので、ここ一択でした。
旅の本などに掲載されている遠景を見たいのなら、塔に行くことを真っ先におすすめします!
まとめ
今回挙げたのは、数ある中のほんの一部です!
バイクを走らせていると方々にパゴダが見えてくるので、メインどころ以外にも、お好みのパゴダを散策するも良いと思います!
ただEバイクの場合、バッテリー不足には注意です。ボクは2回バッテリー不足になり、数キロ押して帰るという不運な時間を過ごしました!笑
観光客が増える前にお早めに!!
ではまた!