根無し草の旅。でも根気はある。

Trip of Rootless Wanderer~平成と令和をまたぐ世界への旅~

【ウルグアイ】アルゼンチンからウルグアイへ日帰り観光。そして人生初のフェリーで国境越え。

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世界遺産アカデミー



こんばんは、DAIです!



簡単に説明すると、
(To put it simply,)

●ウルグアイのレトロな街、コロニア・デル・サクラメントへ
 (I went to the city of Colonia del Sacramento, old town atmosphere in Uruguay)

●ヨーロッパ様式の街並みだった
 (Ut was a city like Europe style)


EPOSカード


2019年4月27日(日本時間より12時間遅れ)にアルゼンチンのブエノスアイレスからウルグアイのコロニア・デル・サクラメントへ日帰り観光に行ってきました。

折角なので2~3日ウルグアイに滞在したかったけど、帰国便までの日数を考慮し日帰り。安めのフライトチケットがその日しか手にはいらなかったので日程変更できず。


でも元々は行く予定じゃなかったので難なく割り切りました!


国境越えはなんとフェリー!初です!!


ちなみにコロニア・デル・サクラメントの街並みは世界遺産に登録されていて、世界遺産の訪問は今回で25ヶ所目となりました!


目標数の1/4達成です!!

フェリー乗り場(前日)

ブエノスアイレス⇔コロニア・デル・サクラメントのフェリーは

  • Buquebus(ブケブス)
  • Seacat(シーキャット)
  • Colonia Express(コロニア・エクスプレス)

の三社が運航している。高速船だと片道約1時間10分、普通船だと片道約3時間で移動できる。


フェリーのチケットは

  • フェリー会社のオフィス
  • フェリー乗り場
  • ネット

で予約ができ、会社によって運行時間や値段が変わる。フェリー乗り場はBuquebusとSeacatが同じ場所にあり、Colonia Expressは二社とは違う場所に位置する。


当時、ボクはBuquebusの存在しか知らなかったのでBuquebus一択。フェリー乗り場へ行き購入することに。


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フェリー乗り場外観。Buquebusの文字が大きく表示されているのでわかりやすい。


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フェリー乗り場内部。マルシェのイベントのような雰囲気で、提灯のようなものが吊るされている。


建物の右側に行くとチケット売り場があったので、そこで購入を済ます。内容は、

  • ブエノスアイレス出発時間(往路)/9:15
  • コロニア・デル・サクラメント出発時間(復路)/20:45
  • 料金/2,985ARS(約7,700円) 2019.4.30の為替レート
  • 手段/高速船(普通船なし)

発着時間は幾つか選択肢がありました。出発の一時間前には乗り場にいるように言われる。
料金は往復チケットの料金。なぜだか分からないが、カード払いの方が現金払いより安く済むと言われ、カードで支払う。

前日準備は以上!

フェリー乗り場(当日)

翌日、8:15にフェリー乗り場へ。


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チェックインと出国手続きを済ます。ここではアルゼンチンの出国とウルグアイの入国が同じ部屋で行われました。ちなみに、エクアドルのクエンカからペルーのチクラヨへ行く際の国境越えでも同じようなことがあった。南米ではよくあることなのだろうか…


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いざ乗船!席は特に決まっておらず、空いている席へ座る。雨が降っていたので外に出ることなく中で過ごす。ほぼ寝てました…

コロニア・デル・サクラメント


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9:30にウルグアイ到着!コロニア・デル・サクラメントは小さな街なので2~3時間もあれば観光できる。かなり観光時間があるので、のんびり過ごします。


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歴史地区の入り口。これより先に石畳が広がる。


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海沿いを歩く。ブエノスアイレスと同じで海が茶色く濁ってる!ブエノスアイレスは工業地帯なので本当に汚いんだろうけど、こんな小さい街でこんなに汚いのは不思議だ。地質の問題かもしれない…


小型船には朝からお酒を飲んでいる勝ち組がちらほら…


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旧市街の広場にある灯台19世紀に建てられたもので、手前には17世紀のサンフランシスコ修道院跡を見ることができる。修道院跡は出入り自由。


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旧市街にある赤い家屋。家内部の見学には料金がかかる。支払いはウルグアイペソのみらしく、ドル・アルゼンチンペソしか持っていないので、窓からチラッと見て終了。

三角(切妻)瓦葺き屋根はポルトガル様式の特徴。平らな屋根はスペイン様式の特徴。この街は、1680年にポルトガル人によって建設が開始されたが、後にやってきたスペイン人と何度もこの地の争奪戦を行った。なので、2国の様式が混在している。


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石畳にも各国の特徴がある。中央に向かって下がり勾配になっている石畳はポルトガル様式。


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反対に中央が膨らむように勾配がついている石畳はスペイン様式。


そう、どちらも歩きにくい!笑


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高さの低い建物しかないので、灯台や教会の場所が簡単にわかる。ちなみにこれはサクラメント教会


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内部は白を基調とした空間。装飾もなく本当にシンプル。


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観光用だろう、歴史地区にはクラシックカーが多く止まっている。キューバでもそうだったけど、クラシックカーは観光スポットのお株を奪うほど、観光資源としての能力が高い!!日本でこれやっても流行りそうだな…


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カラフルな建物が時折顔を出す。植栽や彫刻のようなパブリックアートもないので、色が街に対して与える影響は強い。


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締めくくりはサンセット。これはいつ見ても綺麗!そして何かを考えさせられる…


その後、到着したフェリー乗り場へ行き、出発時と同様の手続きを済ませ20:45に乗船。22:00頃にブエノスアイレスに到着し、この日の観光は終了!

まとめ

ポルトガルとスペインの植民地支配の争いの様子を見ることができました。反映した街というより、こじんまりとしたレトロな街でした!

時間をかけて街を歩き回りましたけど、それでも3~4時間あれば十分に観光できる。正直5時間くらい時間を持て余しました!物価も安くはなく、観光用の料金という感じ。そこは少し残念だった…

もし時間があるなら、2~3日かけてコロニア・デル・サクラメントとウルグアイの首都モンテビデオを観光するプランがおススメです!



ではまた!



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