根無し草の旅。でも根気はある。

Trip of Rootless Wanderer~平成と令和をまたぐ世界への旅~

【チリ】約3日間にわたるイースター島の旅をまとめました

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世界遺産アカデミー



こんばんは、DAIです!



簡単に説明すると、
(To put it simply,)

●約3日間イースター島へ行ってきました
 (I went to Easter Island, Chile for about three days)

●モアイの表情や形は様々で、ずっと新鮮な気持ちでした
 (Moais have several facial expression and form. It makes me impressed)


EPOSカード


4月8~11日(日本時間より13時間遅れ)にイースター島へ行ってきました。観光のルート・日数・手段などを踏まえて紹介していきます!

世界遺産ラパ・ヌイ国立公園

イースター島は現地語でラパ・ヌイ(大きい島の意)、スペイン語でパスクア島と呼ばれている。

島内には約900体ものモアイ像が残っていて、これらは7~17世紀の間に作られた。モアイ像は部族の長を表していて、そのデザインは作られた時代によって違いが見られる。

その後、森林伐採により環境資源が枯渇し、残った数少ない資源を巡って部族同士の紛争が勃発。それにより、19世紀ごろに文明が崩壊したとされている。

現在、島内ではモアイ像のほかに洞穴や居住跡などを見ることができる。

イースター島全体がラパ・ヌイ国立公園として国立公園に登録されており、世界遺産にも登録されている。


世界遺産の基本情報
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登録基準の詳細はこちらをご参考ください

www.unesco.or.jp

イースター島1日目

前日までチリ北部の町カラマにいたので、そこからイースター島へ向かうことに。

  • カラマ→サンティアゴ

航空会社:SKY、08:25-10:30(飛行時間:02:05)

  • サンティアゴ→イースター島

航空会社:LATAM、18:50-22:15(飛行時間:05:25)


サンティアゴの滞在時間がかなりあったので、すぐにチェックインを済ませ、存分に空港ラウンジを使おうと考えていた。プライオリティパスが使えるラウンジは事前にチェック済み。

しかし、チェックインの際にCAに「早すぎ、搭乗の3時間前じゃないとダメ!」と言われた。

じゃあ、なんで空港ラウンジの利用時間が最大6時間なんだろう(プライオリティパスのアプリ情報)。とは思いつつも、チェックインの時間まで近くのカフェで時間を潰す。

3時間前になりチェックインを済ます。その時もらった入島申告書類(2018年8月より入島手続き変更)を記入し、手荷物検査場で提出。特に何事もなく通過。


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空港ラウンジPrimeclass Condor
軽食・飲み物などが充実!バックパッカーにとってはホントに嬉しい存在。ガッツリいただきました!


そして搭乗口へ。搭乗する際にCAが座席を窓側から通路側へ変更。乗り物酔いしやすいボクにとっては座席は重要。

もちろん猛抗議。他の人にしてくれ、何のための座席指定なんだと!ここで酔ったりなんかしたら、最初で最後かもしれないイースター島の旅が楽しめなくなる。

かなり高圧的に攻め立てたが、結局どうにもならず。。



しかし、いざ離陸して見ると全然酔わん!笑
さすが3席×3が並ぶジャンボジェット機だけあって、ほとんど揺れない。ホンマ安心した!!


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長距離便なので機内では映画鑑賞。英字幕がなかったので、音声と雰囲気で映画2本半を鑑賞。


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機内食はポークかニョッキが選べ、ニョッキを選択。本当はビールを飲みたいけど、飛行機酔いするリスクを考え、ここはコーラにする。


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イースター島到着!
預け荷物を受け取る前に入島料を支払う。これを払ってないと島内の国立公園に入場できない。支払いはUSドルもしくはチリペソでクレジットカードは使用不可。料金は80USドルもしくは54,000チリペソ


空港を出ると、宿泊先のオーナーが出迎えてくれた。その時、花のレイ(首にかける輪っかの装飾品)をかけてくれた。この南国っぽいおもてなしが割と好きだ。

そして、オーナーの車で宿泊先まで向かう。


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(写真は翌日に撮ったもの)


宿泊先と言っても、テントです!ゲストハウスやホテルもあるけど、観光地なだけありかなり値段が高い。

しかし、今回宿泊する施設Moehivaは一泊15ドル!おそらく島内最安!テントなのでもちろんWiFi無し!でも島だけを堪能できる環境は整った!!


ということで、簡単に食事を済ませ明日に備えて就寝。

イースター島2日目

思ったよりテント泊が心地よく、9時に起床。のんびりと準備を進め、昼前に出発。


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島全体の地図。ピンクの印が主な観光スポットで、それに沿って道路が走っている感じ。2日に分けて観光することに!今回は1の範囲を回ります!!


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主な移動手段は徒歩・自転車・バイク・バギー・車。街中には幾つかレンタル会社があるので、そこで借りることができる。

国際免許証を持っていたので車にしようかと思ったけど、天気も良く時間もあるので自転車を選択。料金は自転車は10,000チリペソ/日(約1,700円)、車は35,000~チリペソ/日(約5,900円)でした。


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島西部に位置するTahaiで早速モアイを発見!
思ってたより統一感がなく、一つ一つに特徴がある。体の8~9割が顔で作られてるイメージだったけど、しっかり胴体があるんだと現地で知る。目玉がついているモアイの頭上にある物体はプカオと呼ばれるもので、髪の毛を結ったまげを表しているそう。


世界は広いなーと感慨深くなっていると、思わず涙が出てきた。最近ホンマに涙もろい!!絶景とか歴史的なもの見るとすぐに感動してしまう!


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海岸沿いを走っていると、綺麗な海が!周りに誰もいなかったので、思わず叫ぶ。


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Ahu Tepeuと呼ばれる居住跡。石を積み上げて作られている。Ahuはモアイが乗っている台座を意味するそう。


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Ana Kakenaと呼ばれる洞穴。50mもの長さのある洞穴で、かつては避難所として使われていたそう。

中に入ってみると、途中で道が二つに分かれていて、どちらも外界が見える所まで掘られている。


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別名をバナナ洞穴と呼ぶAna Te Pahuかつての雨季の時期に、水を集め保管していたそう。ゆっくり見たかったけど、バックパック並みに巨大なハチの巣があったのでそそくさと立ち去る。


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Ahu Akiviでは7体のモアイが!よく見るとみんな同じ方向を向いている。本来は、集落を見守るかのように海を背にして立っているモアイが普通なのに、このモアイ群は海を眺める方向に立っている。

このモアイはかつての王であるホツ・マツア王の子供を模したとも云われているが、いまだ謎らしい!


しかしどこから撮っても絵になるなー!!


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Puna Pauにある20ものプカオの跡。

ここから眺める景色が絶景!緑に覆われた丸みのある小さな山がなんとも愛くるしい。


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そして、Tahaiに戻り夕日鑑賞。
島内でサンセットを鑑賞できる場所があまりないため、多くの観光客が集まっていた。モアイ・太陽・月を同時に見て、また感動。しかし、今回は泣かない。

海側を見ることができないモアイ分までしっかり目に焼き付け、テントへ戻る。



かなり疲れたので、食事を済ませすぐに就寝。

イースター島3日目

2日目と同様、9時に起床からの昼前に出発。


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今回は2の範囲を回ります!2日目よりも距離が長い。さて、どうしよう。。


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誰かとカーシェアしたかったけど見つけることができず、今回も自転車を選択。前回の自転車は乗り心地があまり良くなく、ケツに激痛を抱えてしまったのでチェンジチェンジ。


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最初は内陸部をずっと走る。思ったより自転車や車の通りが少なく、貸切り感覚!そして、昨日と同様に何度か叫ぶ。

ケツの痛みもあり、マウンテンバイクをこぐ体勢が思ったよりもキツい。しかし、この間に人生初となる両手放しこぎを習得し何とか踏ん張る!


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Anakenaという海水浴場のある場所。イースター島に最初にやってきたホツ・マツア王が上陸した場所とされている。

7体のモアイが並んでいるけど、プカオが載ってたり砂浜に囲まれたりと昨日見たモアイと全く違う!どれを見ても新鮮!ちなみに7体の後方にポツリと立っている1体はホツ・マツア王のモアイだそう。


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島内最大数の15体のモアイが並ぶAhu Tongariki100m以上あるAhuの上に5m以上のモアイが堂々と並んでいる姿は圧巻!どうやってこんなでかいの作ったんやろ…

そばには倒れたままのモアイも。このモアイから如何にスケールが大きいかが分かる。

じっくり見ると、それぞれ全く違う。左端は一番小さい、11番目は一番でかい、14番目はプカオがある、7番目は色白、5番目は首と胴体のつなぎ目がわからない、など。


モアイを含めた眺めも良く、イースター島へ来て心から良かったと感じた!!


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Rano Rarakuという山に点在しているモアイ群。別名モアイ工場とも言われていて、島にある多くのモアイはここで作られたそう。製作途中のものや山に倒れ込んでいるものなど、これまで見た整列してあるモアイと違ってより自然な佇まいを感じる。


どうやって傾斜地にモアイが立つことができているのかをスペイン語で聞く勇気なんかないので、後日調べることに。


今日は、自転車をこぐ時間が長かった、ケツがホンマにしんどい…
立ちこぎと両手放しこぎを駆使して、何とか無事にテントまで着きました。


そして昨日と同様、すぐに就寝。

イースター島4日目

7時に起床。無数のデキモノが額にあって、朝から血の気が引く。おそらく空気か水か虫だな…


今日は自転車を返却して、お土産屋に寄るだけ!特にお土産を買うわけでもなくすぐに終了、空港へ向かいます。

  • イースター島からサンティアゴへと向かうルート

航空会社:LATAM、12:15-18:55(飛行時間:04:40)


行きと同様に座席を窓側から通路側へ変更されたが、乗り物酔いに対して少し自信をつけたボクにとっては大したことではない。イースター島で得たものは大きかった…


機内での過ごし方は行きと全く一緒。そして、夕方にチリ本土へ着き、イースター島の旅を終えました。


ではまた!



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