世界遺産No.19 ~ワスカラン国立公園~
こんばんは、DAIです!
簡単に説明すると、
(To put it simply,)
●ワスカラン国立公園はペルー中央部に位置する
(Huascarán National Park is located in center Peru)
●6,000m級の山々や自然が創り出す美しい湖がある
(There're 6,000m-class mountains and beautiful lakes which is created by nature)
●トレッキングの聖地として有名
(Today, Huascarán National Park is known to mecca of trekking)
No.19 ワスカラン国立公園
ワスカラン国立公園はペルー中央部アンカシュ州のアンデス山脈に位置する国立公園。ペルー最高峰のワスカラン(6,768m)をいただく、世界で最も高い国立公園である。
1977年に生物圏保護区に指定、1985年に世界遺産に登録されている。高度によって多彩な動植物層が見られる環境が備わっており、4,000~4,500m付近でしか群生しない特殊な植物プヤ・ライモンディが生育している。動物では、ビクーニャやジャガー、クーガー、リャマ、グアナゴ、アメリカヌマジカなどが生息している。
周辺には30の氷河と100を越える氷河湖があり、標高5,000m以上の場所にあるパスタルリ氷河やヤンガヌコ湖が有名。また、乾季の時期(5~10月)には、遊牧民が公園内で生活することが許可されている。
標高6,000m級の山々は氷河で覆われており、谷間に無数の氷河湖が現れる。その景観は「南米のスイス」と言われるほど高く評価されている。現在では、「トレッキングの聖地」と呼ばれるワラスの町から多くの観光客がその絶景を捉えようと足を運ぶ、観光スポットとなっている。
世界遺産の基本情報
登録基準の詳細はこちらをご参考ください
ユンガイ(Yungai)
ワスカランの麓にある小さな町ユンガイにはかつて地元民が生活していた。
しかし、1970年に発生したアンカシュ地震によりワスカラン北峰が地滑りを起こし、麓にあるユンガイを直撃。当時、ユンガイには約18,000人もの人々が暮らしていたが、そのほとんどが死亡した。
その後、被災地より2km離れた場所に新しいユンガイの町を建設。旧ユンガイは掘り起こすことが禁止されており、鎮魂のためのキリスト像や国立墓地が観光地となっている。
ヤンガヌコ湖(Lagunas Llanguanuco)
ワラスの町から催行している日帰りツアーの中で随一の観光地ヤンガヌコ湖。壮大な雪山を背景にみるヤンガヌコ湖はまさに絶景。晴れ間が広がっている時には、エメラルドグリーンに輝いた湖が姿を現し、多くの観光客を魅了する。
湖上にある観光用ボートに乗って、様々な角度から美しい景観を体感することもできる。
ラグーナ69(Laguna 69)
ヤンガヌコ湖と同等の人気を誇る観光名所。標高6,112mの高さを誇るチャクラフ山の直下に形成された氷河湖で、ヤンガヌコ湖とは違いターコイズブルーのような輝きを放つ。チャクラフ山からの雪解け水が滝のように流れている様子も見ることができ、自然が創り出す絶景に惹きこまれる。
湖の透明な水が奥に行くにつれてブルーへと変わる姿は神秘的。周辺には紫の高山植物も咲いている。
6,000m級の山々や迫力のある大自然を見ながらトレッキングができる。
しかし、ラグーナ69へ行くには片道約3時間のトレッキングが必須。またラグーナ69は標高約4,600mの場所にあるため、高山病を引き起こす観光客が何人かいた。高山病を防ぐため、訪問前に数日かけて高地順応することをお勧めします。
3月中旬にワラスカン国立公園を訪れましたが、世界一の高さを誇る花「プラ・ライモンディ」を見ることができませんでした。プラ・ライモンディに似た花は咲いていましたが、これが本物なのかは詳しくないので分かりません。また、開花は天候によって大きく左右されるようです。
最後に
ワラスカン自然が創り出す美しい景観はまさに絶景です!
大自然やトレッキングが好きな方におススメです!
日帰り~1週間ツアーまで、多岐にわたるツアーが催行されています!
ではまた!