根無し草の旅。でも根気はある。

Trip of Rootless Wanderer~平成と令和をまたぐ世界への旅~

【ベトナム】龍が降り立ったとされる場所、ハロン湾へ

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世界遺産アカデミー



こんばんは、DAIです!



簡単に説明すると、
(To put it simply,)

●過去に龍が降り立ったとされるハロン湾
 (The place, Ha Long Bay where is said that the dragons went down in the past)

●景勝地チャンアンと同様に、奇岩が立ち並んでいる
 (As well Thang An, Vietnam, there are a lot of strange rocks in a row)


EPOSカード


2019年6月16日(日本時間より2時間遅れ)の20時。ベトナム北部の町ニンビンを出発。バンで2時間弱かけて首都ハノイに到着。


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これまで乗ったバンの中で一番豪華でした。料金は160,000ドン(約750円)

ハノイ周辺の観光地


ハノイ周辺・近郊を観光するとしたら主に、

  • 市街地散策

ハノイ大教会
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ホアロー収容所
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線路沿いのお洒落カフェ
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ホーチミン廟
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タンロン遺跡
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ホアンキエム湖
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  • 景勝地チャンアン

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  • ハロン湾

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写真を見てわかる通り、見どころ満載!

その中で今回は、ハロン湾について紹介します。日帰りツアーを事前に予約して行ったので、ツアー内容も込みで書いてます。


ちなみにタンロン遺跡、チャンアン、ハロン湾は世界遺産に登録されていて、今回で訪れた世界遺産の数はハロン湾で38ヶ所となりました!

日帰りツアーの相場

市街地の至るところにツアー会社がある。ツアー会社や観光スペックによりますが、ハロン湾の日帰りツアーは24ドル~45ドル。ボクの場合、現地でボートに乗るコース込みで31ドルでした。

もしかしたら、もっと相場に幅があるかもしれません。

ハロン湾までの道のり


6月20日の8時半にホステルまでバンが迎えに来てくれた。12~13人の座席スペースがあったが、乗車したのはボクを含めて5人。

約3時間かけてハロン湾へ。


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途中休憩もあったので、思ったより時間が押している。12時半前にハロン湾の玄関口となる建物に到着。

ここで別ルートでやってきたグループと合流。合計40人くらいになりました。日本人はおらず、欧米人多め。

ここからは現地のガイド(ラムさん)の指示に従います。


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チケット配布。料金はツアー代に入ってます。


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建物内を通過し、いざクルーズ船に乗船。

船酔いの不安はあったけど、これだけ大きい船だとその心配は無用だろう。安心したー!


12時40分。出航です!

ハロン湾

1500㎢という広大な範囲の中に大小3000もの奇岩と島々が存在する、ベトナム北東部に位置する湾。海底が隆起し地上に現れたカルスト台地が氷河期に沈降し、浸食作用によって現在のような幻想的な景観がつくられた。

ハ=降りる、ロン=龍という意味で、龍が降り立った場所と云われている。

伝説では、ベトナムが中国からの侵略を受けていた時に、突如龍の親子が現れて敵を破った。その際に口から吐き出した宝玉が奇岩となり、現在のハロン湾の姿になったという。


世界遺産の基本情報
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登録基準の詳細はこちらをご参考ください

www.unesco.or.jp

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出航してすぐに昼食。なかなか手厚いもてなしで、この後も5品くらい出てきた。

6人掛けのテーブルのうち2人がベジタリアンだったので、申し訳ない雰囲気を出しつつ全力で食べました!笑


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昼食後、甲板に出ると自然豊かな景色が目の前に広がっている!いま感動してしまったら後の感動が薄れるとは思いつつも、そうならずを得ない景色。

来て正解だったと、早々に思えてよかった。


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この割れたように見える岩がビューポイントの1つとラムさんが教えてくれたが、ちょっとそこの船、ジャマだってー!笑

横でシャッターチャンスを待っていたインド人男性と一緒に肩を落とす。


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その後も飽きることなく絶景鑑賞。逆に迫ってくるようにも見える、連続した奇岩の足元には複数の船が停泊している。そろそろ到着か。


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14時に陸地到着。ここから45分間の洞窟探検へ。


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外界のそれとは違った神秘的な奇岩が姿を現す。


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とある1枚。

ファミリー層とカップルは触れなかったけど、ボクとインド人は意気投合し大爆笑!1分以上は腹を抱えて笑ってました!

さらにインド人はラムさんに近づき「あれ、何に見えると思う?」と尋ねる始末。

日本人28歳、インド人35歳。お互いもういい大人です…


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以降、広い空間が続く。岩がゴツゴツしているというよりは繊細で滑らかな感じ。


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上るように洞窟を抜けると、少し高い位置からハロン湾を一望できました。


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船が待機している場所を目指します。

橋の欄干に世界遺産のロゴマークがあってビックリ!予算があったのかユネスコからの要請があったのか分からないが、ここまで大々的にアピールしている世界遺産は初めて見たな…


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再出航。奇岩の近くを通るので、先ほどよりも迫力がある。ずっと良い景色なのでずっと心地良い気分!


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15時にボート乗り場に到着。ライフジャケットを着て乗り込む。


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のんびりと、奇岩の隙間を縫うようにして進みます。

予約の際にカヤックも選択できたのですが、さすがに1人でカヤック…はと思いボートを選択。


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トンネルのような隙間をくぐると、奇岩に囲まれた空間が広がっている。

景色の見え方もバリエーション豊富で、スタートからずっとカメラのシャッターを切りっぱなしです!


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興奮して大合唱を始める中国人団体客と、


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人生を謳歌する一人の黒人男性。


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ボート乗り場へと戻り、3度目の出航。15時半過ぎに最後の目的地へ到着。

ビーチや展望台があり、ここで1時間の自由時間が与えられる。


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正直ビーチはあまりキレイではないと思う。

端からビーチへ行く気もないので、展望台を目指す。展望台はビーチの近くにある階段を500段ほど上ったところにあるようだ。


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最後の最後に、今日一の絶景です!!

壮大なスケールの奇岩を背景に、穏やかな海を走るクルーズ船とその航跡波の様子はまるで風景画のよう。

良い締めくくりとなりました!


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船着き場へ戻ります。人工芝の敷かれた甲板に寝転がり、到着まで気持ちよく仮眠をとる。


船着き場に到着し、バンに乗り換え。ハノイ市街には20時半頃に戻ってこれました。


ツアー終了です。

ハロン湾vsチャンアン(陸のハロン湾)


www.nenakon.com


ハロン湾と前回紹介したチャンアン(陸のハロン湾)、どちらに行くべきかというネット記事が幾つかあるようですが、両方とも行ってみたボクの答えは…



両方行ってください!



です。

「奇岩」「カルスト地形」「水と緑」という観点で見ると、2つはかなり類似しているのでどちらか一方で満足という意見も否定できません。

でも、どちらも日帰り観光できるので、たったの2日あれば両方とも行けます!なのでもしどちらか迷っているなら、欲張って2日連続で絶景を見に行きましょう!!

その後にどちらが良かったかを決めてみてはどうでしょう!?



ではまた!



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