根無し草の旅。でも根気はある。

Trip of Rootless Wanderer~平成と令和をまたぐ世界への旅~

【エクアドル】夢にまでみたガラパゴス諸島。一週間の滞在だったが…

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世界遺産アカデミー



こんにちは、DAIです!



簡単に説明すると、
(To put it simply,)

●ガラパゴス諸島に一週間滞在
 (I stayed in Galapagos islands for a week)

●2日目で体調を崩す、なぜなら…
 (I got feeling under the weather on the second day because...)


EPOSカード


約3日間のキト滞在後、2月28日(日本時間より14時間遅れ)より一週間ガラパゴス諸島へ。


待ちに待ったガラパゴス諸島。

果たしてどんな島なんだろう。

結論から言うと、ボクのガラパゴス諸島での旅は2日目でほぼ終わりました。続きは後ほど…


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ガラパゴス諸島で滞在するのは主にサンクリストバル島、サンタクルス島、イザベラ島の3ヶ所。1つの島に2日間滞在する予定。
飛行機の発着場所が違うのは、少しでもお金を浮かすため。島間を移動するためのボート代が30ドルかかるらしく、発着場所を変えることでボート乗船回数を1回減らすことができる。


旅のプランは、


サンクリストバル島→サンタクルス島→イザベラ島→サンタクルス島


だったので、3回乗船×30ドル=90ドル。発着場所が同じだと4回乗船×30ドル=120ドルとなってしまう。

ガラパゴス諸島初日


2月28日の昼にサンクリストバル島の空港に到着。


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空港から街中へ行く道。

第一印象は、思ったより栄えてて残念。もっとこう…自然がむき出しになっている感じを想像していたので…

とりあえず目星を付けてたHostal Teritoというホステルへ到着し、部屋が空いているとのことだったのでチェックイン。1泊24ドルと高めだけど、これでも安宿だそう。


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街中には多くのツアー会社がある。目的地や内容にもよるが、ダイビングツアーが160ドル、シュノーケリングツアーが120ドルが大体の相場。

バックパッカーからすると手を出すのに勇気のいる金額…しかし唯一無二の経験だと言い聞かせ、明日のダイビングツアーを予約。


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その後はのんびり周辺散策。ビーチやビュースポットまでの道には立派なサボテンが立ち並んでいる。

ガラパゴス諸島と云えば、進化論を唱えた人物として有名なチャールズダーウィン!早速見れました!足元には島を代表するゾウガメ、アシカ、ウミイグアナが。滞在中に全部見てやる…


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ダーウィン像周辺のビュースポット。青い海と緑の自然をのんびりと鑑賞。

少し波はあったけどシュノーケリングしている人もちらほら。運が良ければアシカと遊泳できるらしいがその日はおらず…


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道沿いにはトカゲのような生物をよく見かけた。最初はこれがガラパゴスかーみたいな感じで見てたけど、あまりの数に途中から驚きがなくなる。滞在中に少なくとも100匹以上は見たので、さすがに慣れた。


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Playa Punta Carolaというビーチ。日が沈みかけてたので、青々とした海は見れず。

その代わりウミイグアナを発見!砂浜で一向に動かないものや岩のコケを一心不乱に齧っているもの、浅瀬をゆったり泳いでいるもの。何をするわけでもなく、ビーチでそれらを眺める時間が自分にとってかなり贅沢だった。


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Playa Mannというビーチ。街中から最も近いビーチだけあって、多くの観光客で賑わってた。

カッショクペリカン発見!ガラパゴス諸島には20以上の鳥類が生息してるらしい。

ガラパゴス諸島2日目


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ダイビングツアーの日。

のはずが、インストラクターの一言で予定変更に。



「ダイビングのライセンス見せて」



あ、なるほどね。ダイビングってライセンスが要るのね。笑

全く無知でやってきたこっちが悪い。シュノーケリングツアーに変更可というか強制的にそっちのツアーになる。


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8:00頃にフェリー乗り場を出発。最初は無人島散策

インストラクターがスペイン語で色々説明。その後、ボクを含め数人が英語で説明を受ける。よし、なんとなくわかった!


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無人島到着。めちゃくちゃ海が透き通ってる!!

そして聴こえてくるのはさざ波の音と鳥の鳴き声だけ。人工的な音は何もない。これぞ無人島!

無人島からはキッカーロックという断崖の島が。遠くからでもその力強さがわかるほど!



次は、そのキッカーロック付近でシュノーケリングをするとのことで、無人島を離れキッカーロックへ近づく。

キッカーロックに近づくにつれて波が少しずつ荒くなってきた。そして、ボクの体にあってはならない兆候が。



「あかん、酔ってきた」



貸与されたウェットスーツが若干きつく呼吸しずらいのもあり、さらに酔いが加速。その状態のままシュノーケリングをすることに。

船の上よりも海中の方が酔わないだろうと思い、すぐさま海へ飛び込む。けど、それは大きな間違い!どんどん酔いが加速し海上でもがき苦しむ。そして…



ガラパゴスの海、本当にごめんなさい。



それからの昼食や2回目のシュノーケリングを断念。ずっと船の上で倒れてました。なので酔い始めてからツアー終了までの写真が1枚もありません。

15:30にツアー終了。一目散にホステルへ向かいベッドへ倒れこみ、2日目終了。

ガラパゴス諸島3日目


なにもできず終了!
2日目のツアーで酔ってる間、ずっと船上で日差しを浴びていたので熱中症ぎみ。そしてまだ酔ってる感じ。

ガラパゴス諸島4日目


ほんの少しだけ回復。その隙にサンタクルス島へ移動することに。


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愛くるしいアシカと暑苦しいアシカ群ともお別れ。サンクリストバル島に最も多くアシカが生息しているらしいので、この景色も見納めかな。


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3日目に島の薬局で購入した酔い止めを服用し、いざ出発。

ボートは揺れるというより上下にバウンドする感じ。スピードが出ているので、ボートが水面を蹴る度に少し宙に浮く。
その中でも酔いよりも睡眠力が勝り、約1時間半の島間移動ではほとんど寝てました。


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何とかサンタクルス島到着。サンクリストバル島よりも観光地っぽい。街中の道路に石畳が敷かれているし。

事前に予約していたホステルはまだチェックインできずホステルのロビーで倒れこむ。熱はないけど偏頭痛がひどい。おそらく酔い止め薬のひどい副作用だろう。ボクはここで何をしているんだ…!

この日はメルカドを往復する程度で、一日終了。

この時点でイザベラ島へ行くのは諦める。でもイザベル島はペンギンを見るためだけの予定だったからダメージはさほどなし。

ガラパゴス諸島5日目


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体調も良くなり、朝から行動。同じホステルに泊まっていた日本人男性とダーウィン研究所へ。


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近くにはダーウィン像もある。サンクリストバル島の像よりも若々しいダーウィン。


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さらに念願のゾウガメ!!


首ながーーーー!


のそのそと保護区内を散歩したり草食べたり。来てよかったー!

日本人男性は昼過ぎにイザベル島へ向かい、ボクは周辺散策。

発見した洞窟を散策するだけでホステルへ戻る。昼の暑い時間帯に外出するのはまだ無理がありそう。

夕方には別の日本人男性とメルカドで食材を購入し、キッチンで料理する。ただ野菜と肉を切って焼いただけ、でもそれがいいのだ。

ガラパゴス諸島6日目


午前中は、昨日夕食を共にした彼とハイキングツアーに参加。1人25ドル


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ただ草むらを散歩しただけで少し物足りず。でも保護区内にいたゾウガメと違ってツアーで見たゾウガメ達は皆たくましい!


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見た中で最も大きいゾウガメ。威圧感がスゴい!

でも近づくと顔を隠すゾウガメ。意外と臆病な生き物でした。


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昼過ぎにはトゥルトゥーガ湾へ。街中より徒歩で2.5kmとなかなかの距離。ずっとこの一本道が続く。


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トゥルトゥーガ湾到着。これまでの疲れを吹き飛ばすかのような広大な景色に思わず声が出る。


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ビーチがある方へ向かうと、ウミイグアナの大群が。

サンクリストバル島ではこんな大群を見なかったので、ビックリと感動!ここへきて本当に良かった!!


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奥のビーチはかなり透き通っていた!近くに屋台とかないからビーチも綺麗だった!


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なんとサメ発見!トゥルトゥーガ湾では多くの動植物が見れて満足したー!


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最終日ということもあり、夕食は奮発して島で有名なカサゴを食す!



この旅でわかったこと…

終わり良ければ総て良し!

ガラパゴス諸島最終日


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空港はサンタクルス島からボートで数分ほどの場所に位置するバルトラ島にある。バスでフェリー乗り場まで行き、ボート乗船。そしてまた空港までのバスに乗り換え、空港到着。


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ガラパゴス諸島ではWifiがあってないような環境だったので、早々に空港ラウンジへ。しかし空港ラウンジのWifiも弱かった。その悔しさをラウンジ内の軽食にぶつける。



そして、12:30に離陸。

この一週間色んな事があった。懐かしくも感じるし、苦くも感じる。

ガラパゴス諸島で多くのことを感じることができました!



これからどんどん南米を南下していきます!


ではまた!



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